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執筆者の写真はーこ

結婚式の友人代表スピーチ大公開!&4つのコツ

更新日:2021年5月3日


前回のブログで、幼馴染の結婚式についてのレポを書かせていただきました。

(前回のブログはこちら結婚式レポ1/21)

今回は、その中で私が務めた友人代表スピーチについてです。

スピーチと言っても、結婚式だし縁起の良くない言葉とかあるのかな?とか

無難にまとめたほうが良いかな?とか

尺が決まってるんですよね?とか

単純に大勢の人(しかも目上の方もたくさんいる)の前で話すなんて緊張する!とか

色々悩むかと思います。

私もそうでした。

とりあえずネットで調べてみるも、大まかな骨組み(自己紹介→新婦の人柄がわかるような思い出→結び)くらいのぼんやりとした情報しか手に入らず、、

しかも思い出とか20年の間にありすぎて選べないし、、本当に困りました。

ですが、私は人を喜ばせる仕事をしているのだから、スピーチだって無難なものにはしたくない!と思い、昔の写真などを見つつ20年の自分たちの歴史を振り返りながら何度も推敲しました。

結果、適度に笑いをとりつつも最後は新婦はもちろんゲストの方々も泣かせるスピーチになりました。

結婚式が終わった後も、初めてお会いした方々から、スピーチ良かったよ!とお褒めの言葉をたくさんいただきました!

なので、このブログを読んでくださっている方だけに、私が読んだスピーチの内容を公開しちゃいます。

※新郎新婦は仮名にさせていただきます。


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達也さん、愛子さん、ご結婚おめでとうございます。

ご両家ならびにご親族の皆様におかれましても、心からお祝い申し上げます。

ただいまご紹介にあずかりました、愛子さんの友人の内藤遥と申します。

僭越ではございますが、友人を代表してこの場で挨拶をさせていただきます。

新婦の愛子さんとは、小学2年生の時に同じクラスになり、それから20年以上仲良くしてもらっています。

今日は愛子さんへ手紙を書いてきたので、読ませていただきます。

愛子へ

愛子とは小学生の時、本当に毎日一緒に過ごしたね。

らんま1/2にハマって、強い女の子に憧れていた私たちは、近所の公園を"道場"って呼んで、毎日放課後に通って謎の特訓をしてたね。

チャイナ服がどうしてもほしくて、私のお父さんと3人で元町の南京町に買いに行ったね。

小学校の夏祭りにみんなが浴衣を着てくる中で、二人だけチャイナ服を着て行ってすごく浮いたのも、今となっては微笑ましい思い出です。

愛子と別々の中学になるから、卒業式はすごく寂しかったよ。

でも、中学生になってからも、頻繁に会ったり、家もすごく近いのに文通もしてたね。

まだケータイも持ってなかったから、家の電話で1、2時間長電話した時もあったね。

高校も別々だったけど、隣の高校だったから、よく行き帰りに会って喋ったりもしたね。

恋バナもよくしてたけど、こう見えて誠実でピュアな愛子は、会うたびに「どこかにいい出会いないかな〜」って言って、いつか現れる王子様を待ってたね。

さらに私は関東の大学に行くことになって、出発前に、公園にタイムカプセルを埋めに行ったね。

7年後に掘りに来ようって言ってたけど、公園が工事されて、もう2年も過ぎちゃったね。

それからは長期休みで関西に帰ってくると、真っ先に愛子に連絡したよ。

浴衣で京都に行ったり、桃狩りに行ったり、直島にも行ったね。

21の時には、二人でイタリアに行ったね。

二人とも初めての海外で、見るものすべてが新鮮で、今でも本当に良い思い出です。

その頃愛子は、ついに王子様達也さんと出会い、付き合ったばかりで、お土産に何を買おうかって真剣に悩んでたね。

23の時には、二人でグアムにも行ったね。

張り切ってビーチに行ったはいいけど、二人ともインドアだから、海でどう遊んだらいいかわからず、漕いでも漕いでも進まないボートに乗ってただ浮かんでいたのもいい思い出だね。

私が就職で関西に帰ってきてからも、弾丸で広島や徳島に日帰り旅行に行ったり、バイオリンに一日だけ目覚めたり、100均で買ったおもちゃでいかに楽しむかに挑戦したり、めちゃくちゃだけど楽しい思い出がいっぱいです。

話し出したら思い出がたくさんたくさんありすぎてキリがないよ。

小学校でたった2回クラスが一緒になっただけなのに、今までの私の人生で、大切な思い出のページには、いつも愛子がいたよ。

優しくて、正直で、悩んでたら一緒に考えてくれて、間違ってたらちゃんと叱ってくれて、20年経った今でも小学生の頃と変わらずバカなことも一緒に全力でやってくれる、そんな愛子が私は大好きです。

愛子が結婚すると聞いた時は、正直ちょっと寂しかったけど、すごく嬉しかったよ。

大好きな愛子を任せられる人かどうか、一度会っておきたい!と思い続けて、先日初めて達也さんにお会いしました。

この人なら任せられる、と素直に思えました。

達也さん、これからも末長く、愛子のことをよろしくお願いします。

愛子、結婚しても、おばあちゃんになっても、ずっとずっと親友でいてね。

遥より

長くなりましたが、これをもちまして、私の挨拶とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございます。これからのお二人の幸せを心より願っております。

ありがとうございました。

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ここで、私なりのスピーチのコツを伝授します♪

①全体で伝えたいことを最初に決める

私の場合、

・新婦のピュアでおちゃめな人柄

・20年もの長い仲であること

・新婦への愛!

これを最初に決めることで、選ぶエピソード等も決まってくると思います。

②序盤は、今だから言える面白い・恥ずかしいエピソードで笑いを

最初から堅苦しい重い感じだと、聞いてるほうは退屈してしまいます。

ゆるい感じでスタートして、だんだん引き込んでいくのがコツです。

特に面白いエピソードがないという場合でも、言い回しでいくらでも面白いエピソードに仕上がります。

ちなみに私たちのエピソードはすべて実話で、全く盛っていません!

③後半につなげる布石を打っておく

私のスピーチを例に挙げると、

「近所の公園を道場って呼んで…謎の特訓をしてた」→「小学生の頃と変わらずバカなことも一緒に全力でやってくれる」

「いつか現れる王子様を待ってた」→「ついに王子様達也さんと出会い」

そうすることで、一見余分に思われる文章もちゃんと回収できるので、全体でまとまりが出ます。

④言葉の繰り返しで強調する

「思い出がたくさんたくさん…」や「ずっとずっと親友でいてね」と繰り返すことで想いが強調されます。

手紙の中の文章なので、正しい言葉を使おうとして堅くなるよりは、話し言葉のように感情を表現する方が良いと私は思います。


↑スピーチ後、感動してハグしてくれた新婦。



大切な場でスピーチを任されるのは、相手から信頼されている証です。

素敵な結婚式にするためにも、あなたにしかできない温かいスピーチで祝福しましょう!
















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